男の育休

男は仕事して、女は家庭を守るもの。

幼い頃からそう親に聞かされてきた世代は、そういうものだと擦り込まれている。国や社会が育休を取れ、義務化だと騒いでも国民一人一人の意識はそう簡単に変わらない。日本の古来からの文化であり大多数の日本人の意識がそのままなのに、ルールだけ作っても変わりようがなく、変化には相当の時間が必要である。会社が育休取得にペナルティを課さないとしても、個人の意識レベルではそこの不安が拭えない、何故ならその人自身がそう思うからである。大多数の人間が育休は取るものであると意識している環境でなければ休めるはずもない。それにそもそも育休取って休んでも女のように自分ができるとも思っていない。