リストからカードへ

時期は失念したが、マルイのクレジットカードからはじまった。最初は限度枠3万円、5万円になり、10万円なった様な気がする。いまはエポスカードというらしいが、昔は赤いマルイのカードだった。富士銀行(現みずほ銀行)のカードローンも使った。昔は利息制限法が曖昧だったので、ずいぶん利息が高かった様に思った。展示会場で仮契約した英会話ビデオセットと高級ホテルが安く泊まれる会員権で毎月16,000円を支払う事にもなった。今思えば、あれ詐欺か?結局色々支払えなくなって浪漫飛行。ブラックリストというアビリティを得た。そこから7~8年後までクレジットカードホルダーに成れないという制限生活が続くこととなる。オンラインゲームの決済方法にクレジットカードが使いたい頃、ようやくクレジットカードを作れる様になったが限度額は10万円であった。限度額は30万円、50万円と増えていき、使い方も限度枠いっぱいであった。もちろん、リボ払いだ。クレジットカードが作れる様になった頃、アイクやアコムカードも作り再びアビリティの再取得の道へ進む事となるのである。しかしその頃は定職についていたので支払遅延等の事故もなく、むしろ消費者ローンカードの限度枠が増える様な状況だった。オリックス・クレジットのカードローンを使い始めたあたりが転機である。ある時、突然100万円の利用額を全額返済してくれと言われた。支払い事故は無かったが、とにかく今月中に全額返せという論法である。正直まいった。アイフルのカードを作る羽目になった他、プロミスもお得意様になってしまう。こうやって借金は膨らんでいくのである。アコム250万円、アイフル60万円、プロミス150万円、銀行系300万円と100万円、その他もクレジットカードの支払いとかもあった様に思う。毎月20万円以上の支払いがあり、返済したら借りるを繰り返す自転車操業である。家賃滞納もやった1年位滞納して追い出されそうになったが、結局借金をして滞納家賃は支払った。1年も家賃滞納して追い出される寸前までいったというのが、かなり稀な事例らしい。普通は2か月も滞納したら終了である。そんな事もあり、当然その時以来遅れる事なく支払い続けている。夜店にハマったのが一番の原因である。家一軒買える位飲んだ様な気がする。指名嬢が卒業したら別の指名嬢、その次と時間を浪費しながら借金を増やしていく毎日。転落人生である。そしてある時覚醒したのである。いや、正確には夜店の乱痴気騒ぎに飽きたのである。夜店への頻度を下げたらどうだ。手元にお金が残る様になった。その頃、払いすぎた利息を取り戻しましょう宣伝が多くなる。しかし、借りるとき利息は提示されていたし、自分で納得して契約したのだから、借金はチートを使わず返済するべきもの!という自己シナリオにハマってしまった。従って利息は取り返していない。きっと払いすぎた利息は司法書士事務所を潤すほどたんまりあるはず。そして自転車操業の借金地獄からの脱却というシナリオを描く、よく高い利息から先に返せというが、私は少ない額で考えた。件数を減らせば支払い額が減り余裕が生まれるからである。一番少額の借金を無くすことから始める。1件減ったら、その1件分の月額払分を次の借金返済に回す。1件、2件と減っていくと、無くなる度に達成感を得られる様になる。底辺のレベルアップだ。目指すはレベル0である。アコム250万円とプロミス150万円が残った時、流れで行くとプロミスが先なのだが、この時はアコムを先に返済した。理由はプロミスが1円単位でいつでも返済できた事とネットバンクで支払いできる事、借入は1分で可能な事。アコムは月額7~8万円返済する必要があった事と返済自由は無人機だけだったこと。利便性の問題だな。プロミスに返済する分は少額にしてアコムを先行払いし残債が減ると返済必要額も減るが、その差額は追加で返済した。この頃は毎月の返済が10万円とクレジットカードの支払いだったと思った。アコムが終わってからは、プロミスの返済であるが、月額返済プラス端数にして、常に万単位の残債になるように返済した。ちょっとした決め事である。プロミスのもう一つの良いところは残債の額に関わらず新規借入額を減らせる点だ。150万円の利用残債の状態のまま、限度を100万円にすると新規借入ができなくなる。それが返済にうまく機能できた。もともと毎月20~30万円もの返済をしていたので、この頃になると銀行系ローンカードの利用枠も増えてくる。利息も安いのでいっきにおまとめしてプロミスを脱却した。銀行系ローンカードも返済方法は同じで、定額+端数、返せる時は多く返す。借りたい時は普通に借りるが借金0が目標である事は変わらない。利用限度枠がある状態で借金を減らす事は自分との闘いである。そしてそれができる事が目標である。それとローンの解約!常に何かくだらない目標を決めて、その達成感を得ながら解決していくのである。長い長い借金返済は何か目標を作らないと途中で挫ける。今は銀行系を含めてローンカードの契約は無い。クレジットカードは、ローンカードが無くなった事もあり、リボ払いのまま毎月25万円を支払っていたが、一括払いと変わらない返済額だなぁと思い、リボ払いを卒業し一括払いに変更したのである。ブラックリストから始まって、ずいぶん時間が経って、ブラックカードにアビリティチェンジしたのである。コロナ禍が始まる前までは高級旅館に泊まり至福の時を満喫していた。利用限度枠は無制限らしいが、多くてもせいぜい月100万円の支払いである。しかし、今は自粛生活なので月8万円位かな。最近株取引も始めてみた。借金地獄から脱却できたのは、ちょっとした目標による達成感の持続、借金が減るのと同時並行的に余裕が生まれていった事が大きいかもしれない。家計簿ではないが、借金台帳みたいなものを作ると達成感が得られる。家一軒買える程飲んだかもしれないが、この役に立つかどうかわからない経験が良かったのか悪かったのかは結局のところ、棺桶に入るまでわからないのである。人生一寸先は闇、しかし僅かな光で変わる事もある。結局変えるのは自分自身である。